団体概要
第3回適塩フォーラム後の懇親会にて(役員+役割者にて撮影)2018年秋 嵯峨野
会長から一言ご挨拶
推進協のホームページにようこそ!
1979年(昭和54年)に腎臓病医療に携わる医療者と腎臓病の患者団体(京都腎臓病患者協議会 略称 京腎協)とが協同して結成した市民団体です。 40年を超える歴史を重ねてきましたが、このたび念願のホームページを立ち上げることができました。 ホームページの開設によって、これまで推進協が進めてきました活動をより多くの方々に知っていただくことができるようになると考えています。
いまや国民的な医療課題となっています高血圧・糖尿病、そして慢性腎臓病(略称 CKD)について、明日からの食生活にすぐに役立つお話しや調理法の動画など、ホームページでご紹介しています。
昨年より始まったコロナ禍のために、推進協の活動も大きく制約を受け、毎年行ってきましたシンポジウムや腎臓病の啓発活動などは中止せざるを得ませんでした。 それでも、健康生活を支える活動として進めています適塩フォーラムはオンラインで実施することができました。
私たちはまた、高血圧・糖尿病・慢性腎臓病に携わる医療者が職種を超えて集まって結成された京都腎臓・高血圧談話会や京都腎臓医会の医師の方々とも協同して様々な取り組みを進めています。
ご友人やお知り合いの方々にこのホームページをご紹介いただければ、幸甚に思います。
なお、私たちの活動は、賛同された個人会員や医療機関からの会費によって運営されているボランティア団体です。
私たちの活動をご覧になって援助していただくことが可能であれば、下記の郵便振り込みでお願い申し上げます。
2021年4月吉日
京都腎臓病総合対策推進協議会 会長 神田千秋
理事名簿
京都腎臓病総合対策推進協議会
2024年度役員
会 長:神 田 千 秋 (京都民医連中央病院)
副会長:家 原 典 之 (京都市立病院)
副会長:八 田 告 (八田内科医院)
理 事:青 木 正 (にしがも透析クリニック)
理 事:荒 木 久美子 (桃仁会病院)
理 事:尾 池 文 隆(京都府医師会)
理 事:鍵 本 伸 二 (かぎもとクリニック)
理 事:川 勝 秀 一(川勝小児科内科医院)
理 事:河 野 武 幸(京都府薬剤師会)
理 事:菅 原 照 (静岡県立総合病院)
理 事:西 田 眞 佐 志(京都第一赤十字病院)
理 事:東 あ か ね (京都産業大学)
理 事:吉 村 了 勇 (伏見桃山総合病院)
理 事:劉 和 幸 (京都岡本記念病院)
理 事:西 沢 久 隆 (京都腎臓病患者協議会)
事務局:岩 井 浩 (京都腎臓病患者協議会)
会 計:岩 井 浩 (京都腎臓病患者協議会)
会計監査: 川 手 由 香(京都桂病院)
オブザーバー:竹 原 智 美(京都府健康対策課OB)
顧 問:田 村 忠 雄
顧 問:小 野 利 彦
顧 問:武 田 和 夫
<敬称略、順不同>
私達が願っていること
我々は昭和54年(1979)発足以来、
1)腎臓病の予防・早期発見・早期治療、
2)腎炎・ネフローゼ症候群の治療と管理、
3)腎不全対策.a透析医療.b腎臓移植など予防、医療、福祉全般にわたる腎臓病の総合対策の確立を目指して活動を活発に展開して来た。
その結果、小児の急性腎炎の著しい減少、IgA腎症の診断及び治療の確立による慢性腎炎の進展の防止と透析患者の減少に成功した
一方、透析患者の高齢化と共に糖尿病性腎症や腎硬化症患者の透析導入が腎炎に代わって年々増加傾向にある。
このような時期にあたり、我々は関係方面との連携を一層密にし、今後も引き続き患者の自立とQOLの維持向上のため、以下の取り組みを進めて行く所存である。
1)介護保険制度下における高齢化した透析患者の医療と福祉の充実。
2)糖尿病及び高血圧予防対策の強化
3)長期透析患者の心疾患をはじめとする合併症対策の充実
4)腎臓移植の更なる普及
我々は本総会の決議により次の5点を強く要望する。
(1)総合対策推進のために行政の参加と強力な助成を要望する。
(2)小児慢性特定疾病対策総合支援事業による小児慢性糸球体腎炎の治療
研究費の給付を20歳までとせず、当該疾病の治癒までとし、
小児腎炎の成人への移行者への助成を要望する。
(3)高齢者並びに長期透析患者の医療負担の軽減と福祉の充実。
(4)腎臓移植の普及と対策の強化。
(5)きょうと健康長寿府民会議の一員としての適塩活動の普及の強化
京都腎臓病総合対策推進協議会 第37回定期総会にて(令和3年2月18日)